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関東の屋根付きサイトがあるキャンプ場7選|屋根の下にテントを張れる場所・全天候デッキの料金と予約のコツ【2026】

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雨に濡れた森のキャンプサイトに張られたテント
Photo: Y S / Unsplash
目次

ご注意: 料金・区画数・営業期間・予約ルールは各キャンプ場の公式サイトに掲載されていた執筆時点の情報です。屋根付きの区画は1〜数区画しかない場所が多く、シーズンや改装で内容が変わることがあります。予約前に必ず公式サイトまたは電話でご確認ください。


天気予報に雨マークが並んだとき、キャンプを中止するか、キャビンに逃げるか、それとも強行するか。もう一つ選択肢があります。最初から屋根のあるサイトを予約しておくことです。

ただ「屋根付きサイト」と一口に言っても、中身はまったく違います。屋根の下にテントごと入れる場所もあれば、屋根はベンチの上だけでテントは雨ざらし、という場所もある。この記事では、関東と富士山麓で屋根付きのテントサイトを持つキャンプ場を公式サイトの情報で確かめ、3つのタイプに分けて料金と使い勝手を比べます。

雨の日に決行するかどうかの判断軸と砂利サイトの話は梅雨キャンプは中止すべき?に、濡れたテントの処理は雨で濡れたテントの乾かし方にまとめてあります。


屋根付きサイトの3タイプ:まず「屋根の下に何が入るか」を見る

屋根付きサイトは、テントごと屋根の下に入るA、屋根がタープ代わりでテントは横に張るB、全天候ウッドデッキのCの3タイプに分かれます。雨の設営・撤収をなくしたいならAかC、タープを張らずに済めば十分ならBで足ります。

雨の日に屋根の下で明かりの灯る席
屋根の下に椅子とテーブルが入るだけで、雨の夜の過ごし方が変わる (出典: Ali Kazal / Unsplash)
タイプ屋根の下に入るもの向いている人代表例
A. テントごと屋根の下テント+リビング雨の設営・撤収をゼロにしたいサンタヒルズ(栃木)、有野実苑ルーフサイト(千葉)
B. 屋根はタープ代わりテーブル・ベンチ・リビングテントは自前で張るが、タープ設営は省きたい大洗サンビーチ 屋根キャンエリア(茨城)
C. 全天候ウッドデッキデッキ上にテントと備品一式道具を減らして手ぶらに近づけたいおいしいキャンプ場(山梨・富士ヶ嶺)

同じ「屋根付き」でも、Bタイプはテントのフライシートは濡れます。撤収の手間を減らしたいならAかC、「タープを張らずに済めば十分」ならBで足ります。


関東・富士山麓の屋根付きサイト早見表

公式サイトで確認できた7か所を、屋根のタイプ・サイズ・区画数・料金・電源・ペットの可否で並べた表です。テントごと屋根の下に入るのはサンタヒルズ・有野実苑・おいしいキャンプ場の3か所で、サンタヒルズと有野実苑は1〜2区画しかありません。

キャンプ場(県)タイプ屋根・デッキ区画数1泊の目安電源ペット
サンタヒルズ(栃木・那珂川町)A屋根4m×4m、サイト約100㎡1サイト4,000〜7,000円+施設利用料800円/大人有料1,000円可
有野実苑 ルーフサイト(千葉・山武市)A約8m×10mのオートサイトにルーフ2シーズン変動(公式予約ページ参照)有料オプション可(犬3頭まで)
大洗サンビーチ 屋根キャンエリア(茨城・大洗町)B屋根3m×5m+テントスペース約7m×5m4前後区画5,000円+入場料700〜1,700円/大人なし不可
おいしいキャンプ場 全天候型サイト(山梨・富士河口湖町)Cウッドデッキ6m×5m+BBQスペース6m×5m複数8,800〜11,550円(4名まで)+追加1名1,650〜2,200円あり(1,000W未満)不可
北軽井沢スウィートグラス 狼煙サイト(群馬)B(常設タープ)焚火炉+薪ストーブ付き常設タープ—9,500円〜あり—
CAMP AKAIKE オートサイトY(山梨・富士河口湖町)要確認「特別区画・屋根付きサイト」—5,000円〜+入場料1,500円/大人なし可
RECAMP常総(茨城・常総市)要確認予約サイトに「電源・屋根付 常設テントサイト」の掲載—予約サイト参照あり—

屋根付きでも横からの雨は防げない。タープを1枚足すなら

横雨対策に

DD Hammocks DD Tarp 3x3

3m×3mの正方形タープで、ループが19か所。屋根の柱に結んでサイドウォールにも、屋根の無いサイトでは普通のタープにも使える。雨キャンプの汎用性で選ぶならこの1枚。参考価格 ¥9,000〜13,000

出典:各キャンプ場公式サイト(2026年10月時点)。料金は宿泊のテントサイトのもので、デイキャンプ・オプションは除く。


タイプA:屋根の下にテントを張れるキャンプ場

屋根の下にテントごと入れられるのは、栃木のサンタヒルズ(4m×4mの屋根、1区画)と千葉の有野実苑(ルーフサイト2区画)の2か所です。どちらも区画が少ないので、雨予報が出てからではなく「雨でも行く週末」を先に決めて押さえる使い方になります。

サンタヒルズ(栃木県那珂川町):4m×4mの屋根付き林間サイト、1区画限定

北関東の個性派キャンプ場として知られるサンタヒルズに、屋根付きの林間サイトが1区画だけあります。約100㎡(駐車スペース込み)のサイトに4m×4mの屋根があり、公式サイトは「タープ代わりにしても良し、テントの雨濡れ防止にしても良し」と案内しています。ソロやデュオのテントなら屋根の下に収まり、ファミリーの大型テントは屋根をリビングに使う、という使い分けになります。

  • 料金:サイト料4,000〜7,000円(季節変動)+施設利用料 大人800円・子ども400円、電源オプション1,000円
  • IN/OUT:12:00〜17:00 / 9:00〜12:00
  • サイト内への車の乗り入れ不可(向かいに専用駐車場)、ペット可、焚き火可
  • アクセス:東北道 矢板ICから約30分

1区画しかないので、雨予報が出てからの予約はまず取れません。「雨でも行く週末」を先に決めて押さえる使い方になります。

有野実苑オートキャンプ場(千葉県山武市):ルーフ付きのオートサイト2区画

都心から1時間圏の高規格キャンプ場で、約8m×10mのオートサイトにルーフが付いた「ルーフサイト」が2区画。公式サイトでは「BBQ・テント設営可能」とされ、屋根の下でテントを張れます。1家族(1〜5名)または友人同士2名までの利用で、犬は3頭まで同伴可。電源は有料オプション(1口1,000Wまで)で事前申し込みが必要です。

  • IN/OUT:12:00 / 11:00、通年営業
  • 料金:シーズンで大きく変動するため、公式の予約ページで日付を入れて確認
  • アクセス:東関東道 酒々井ICから約30分
  • 同じ場内に、屋根付きテラスと水場が付いた「テラスサイト」(1区画、電源なし)もある

高規格ゆえに週末の料金は高めですが、収穫体験や露天風呂があり、雨の日に子どもが退屈しにくいのが強みです。


タイプB:屋根がタープ代わりになるキャンプ場

大洗サンビーチの屋根キャンエリアと北軽井沢スウィートグラスの狼煙サイトは、屋根や常設タープがリビングを覆い、テントは自前で横に張るタイプです。テントのフライは濡れますが、雨の日にいちばん面倒なタープの設営と撤収が丸ごと要らなくなります。

大洗サンビーチキャンプ場(茨城県大洗町):屋根キャンエリア

海沿いの大型キャンプ場に、テントスペース約7m×5m+屋根スペース3m×5mの「屋根キャンエリア」があります。各区画に常設のベンチとテーブルが付き、屋根の横にテントを張る設計です。公式サイトは「キャンプビギナーや道具を持っていない方、悪天候対策をしたい方」向けと案内しています。地面は土と砂利の混合。

  • 料金:区画利用料5,000円(通年同額)+入場料 大人700円(レギュラー)・1,200円(ハイ)・1,700円(トップ)、子ども5〜15歳500円
  • IN/OUT:14:00〜16:00(アーリー12:00〜、スーパーアーリー9:00〜は別料金)/ 11:00
  • 予約開始:毎月1日0時に翌月1か月分
  • ペット全面不可。区画の背後に国道があり、公式が無料の耳栓を配布するほど車の音はする

屋根の下はリビング専用なので、テントのフライは濡れます。それでも、雨の日にいちばん面倒なタープの設営と撤収が丸ごと要らなくなるのは大きい。料金が通年同額で、予約開始日がはっきりしているのも使いやすいところです。

北軽井沢スウィートグラス(群馬県長野原町):焚火炉と薪ストーブ付きの常設タープ「狼煙サイト」

屋根ではなく常設タープですが、焚火炉と薪ストーブが最初から付いた「狼煙サイト」は雨の日の居場所として同じ役割を果たします。9,500円〜で5名/1張、またはソロテント2張まで。

電源あり。グリーンシーズンの営業は2026年4月17日〜11月29日で、浅間北麓の火山性砂礫の地面は水はけがよく、雨上がりに水たまりが残りにくいと公式が案内しています。


タイプC:全天候ウッドデッキで道具ごと屋根の下に入るキャンプ場

富士ヶ嶺のおいしいキャンプ場の全天候型サイトは、6m×5mのウッドデッキとBBQスペースを大きな屋根で覆い、テーブル・チェア・電源まで備わっています。テント以外の道具を濡らしたくない人と、手ぶらに近い装備で雨デビューしたい人にいちばん楽なタイプです。

おいしいキャンプ場(山梨県富士河口湖町富士ヶ嶺):全天候型オートキャンプサイト

富士山麓の富士ヶ嶺にある、6m×5mのウッドデッキ+6m×5mのBBQスペースを大きな屋根で覆った「全天候型サイト」。テーブル・チェア・BBQコンロ・電源(1,000W未満)が備わり、テントは高さ3mまで。一部区画(WD-1・WD-6)には電子レンジと冷蔵庫もあります。標準4名、最大6名で、ペットは不可。

  • 料金:基本サイト8,800円(平日・閑散期)〜11,550円(ピーク)、追加1名1,650〜2,200円。テント付きプランは10,450〜13,750円
  • IN/OUT:13:00〜15:00 / 11:00(アーリー・レイトは有料、繁忙期は不可)
  • 河口湖ICから富士ヶ嶺へ。夏でも夜は冷えるエリアなので、10月以降は気温の確認を

雨の日に「テント以外の道具を濡らしたくない」人には、デッキごと屋根の下に入るこのタイプがいちばん楽です。手ぶらに近い装備で行けるので、キャンプを始めたばかりの人の雨デビューにも向きます。


情報が限られる候補(予約前に電話で確認したい)

CAMP AKAIKEとRECAMP常総にも屋根付きサイトの掲載がありますが、屋根のサイズや構造、最新の受付状況が公式に載っていないため、予約前の問い合わせが前提の候補です。

  • CAMP AKAIKE(山梨県富士河口湖町精進):公式の料金表に「オートサイトY(特別区画・屋根付きサイト)5,000円〜」とあり、入場料は大人1,500円・4歳〜小学生750円・犬200円。電源なし。営業は2026年4月18日〜11月23日、IN 13:00/OUT 11:00。屋根のサイズや構造は公式に記載がないため、予約前に問い合わせを
  • RECAMP常総(茨城県常総市・水海道あすなろの里内):予約サイトに「【電源・屋根付】常設テントサイト」の掲載があり、都心から約1時間。公式サイトの施設ページが準備中の時期があるため、最新の受付状況は予約サイトで確認を

屋根付きサイトを予約する前に知っておきたい4つのこと

屋根は上からの雨を止めるだけで、横からの吹き込み・地面の泥・濡れたテントの持ち帰りは屋根付きでも残ります。さらに1〜2区画限定が多いので、予約開始日を押さえて早めに取ることが前提になります。

霧のかかる草地の丘に張られたテント
屋根付きでも、横から吹き込む雨には別の備えが要る (出典: Tamta Gachechiladze / Unsplash)

1. 横からの雨は防げない

屋根は上からの雨を止めるだけで、風が吹けば横から入ってきます。大洗のように海沿いで風の強い場所は特にそうです。サイドウォールになる大判タープか、風上に張るテントのフライで壁を作ると、屋根の下が本当に乾いたリビングになります。

💡 ここで迷ったら

壁にもなる

DD Hammocks DD Tarp 3x3

3m×3mの正方形タープで、ループが19か所。屋根の柱に結んでサイドウォールにも、屋根の無いサイトでは普通のタープにも使える。雨キャンプの汎用性で選ぶならこの1枚。参考価格 ¥9,000〜13,000

2. 地面は濡れる、靴は泥になる

屋根の外は普通のサイトなので、トイレや炊事場への往復で足元は濡れます。防水のトレッキングシューズか長靴を1足、車に入れておくだけで快適さが変わります。

💡 ここで迷ったら

足元の雨対策

SOARHOPE 全天候防水トレッキングシューズ ハイカット

防水メンブレン入りのハイカットで、泥のサイトでも足首まで守れる。5,000円台で手に入る雨キャンプ用の足元として、サンダル併用の人にまず1足。参考価格 ¥5,980〜

💡 ここで迷ったら

両手が空く

ベンケ レインウェア 上下セット

上下セパレートで、設営・撤収や炊事場への往復で着たまま動ける。傘より両手が空くので、雨のキャンプでは結局これがいちばん使う。4,000円台から。参考価格 ¥4,000〜

3. 1〜2区画限定が多い。予約開始日を押さえる

サンタヒルズは1区画、有野実苑のルーフサイトは2区画。雨予報が出てから探しても空いていないのが普通です。大洗のように「毎月1日0時に翌月分」と予約開始が決まっている場所は、その時刻に取る。それ以外は「雨でも行く週末」を先に決めて、1か月以上前に押さえる使い方になります。

4. 屋根付きでも、濡れたテントは持ち帰る

Bタイプの大洗や、Aタイプでも大型テントが屋根からはみ出す場合、フライシートは濡れます。帰宅後の乾燥は雨で濡れたテントの乾かし方の手順で。マンションでも浴室乾燥機とサーキュレーターで翌日には乾きます。


屋根付きサイトがないときの代替案

屋根付き区画が取れないときは、次の順で考えると雨の日でも成立します。

  1. 砂利サイトか火山性砂礫のサイトを選ぶ(泥にならない。梅雨キャンプの記事に一例)
  2. 大判タープを最初に張り、その下でテントを立てる(タープが屋根の代わり)
  3. キャビン・バンガローに切り替える(ソロなら1棟5,000〜8,000円の小規模バンガローも)
  4. 日程をずらす(10月上旬は1年で雨の多い旬。10月のキャンプに降水量の目安)

雨の日の屋根付きサイト装備ベストチョイス早見表

屋根付きサイトでも残る横からの雨・足元・移動中の雨具と、代替案の砂利サイトで要るペグを、軸ごとに1つに絞った表です。いちばん効くのは、屋根の柱に結んでサイドウォールにできるDD Tarp 3x3で、屋根の下を乾いたリビングにできます。

軸これがおすすめ価格目安
横からの吹き込みを止めるDD Hammocks DD Tarp 3x39,000〜13,000円
足元SOARHOPE 防水トレッキングシューズ ハイカット5,980円〜
動ける雨具ベンケ レインウェア 上下セット4,000円〜
砂利サイトのペグエリッゼ 鍛造ペグ 28cm 8本セット3,300〜4,500円

よくある質問(FAQ)

関東で屋根の下にテントを張れるキャンプ場は?

公式サイトで確認できる範囲では、栃木のサンタヒルズ(屋根4m×4mの林間サイト1区画)と、千葉の有野実苑オートキャンプ場(ルーフサイト2区画、約8m×10m)です。山梨の富士ヶ嶺にあるおいしいキャンプ場は、屋根付きウッドデッキの上にテントを張る全天候型サイトを複数持っています。

屋根付きサイトの料金はいくらくらい?

1泊の目安は、大洗サンビーチの屋根キャンエリアが区画5,000円+入場料700〜1,700円、サンタヒルズが4,000〜7,000円+施設利用料800円、おいしいキャンプ場の全天候型サイトが8,800〜11,550円(4名まで)です。通常のオートサイトより2,000〜5,000円ほど高い設定が多くなっています。

屋根付きサイトなら雨でもタープはいらない?

上からの雨は防げますが、横からの吹き込みは屋根だけでは止まりません。風のある日はサイドウォールになる大判タープを持っていくと、屋根の下を乾いたリビングとして使えます。

屋根付きサイトはいつ予約すればいい?

1〜2区画限定の場所が多く、雨予報が出てからではほぼ埋まっています。大洗サンビーチは毎月1日0時に翌月分の予約が始まるので、その時刻に取るのが確実です。それ以外は1か月以上前に押さえておくと安心です。

全天候型サイトとは?

屋根付きのウッドデッキにテーブル・チェア・BBQコンロ・電源まで備えたサイトで、おいしいキャンプ場(山梨県富士河口湖町)が代表例です。デッキごと屋根の下に入るので、テント以外の道具を濡らさずに済みます。

屋根付きサイトが取れなかったら?

砂利サイトや水はけのよい火山性砂礫のサイトを選ぶ、大判タープを先に張ってその下でテントを立てる、キャビンに切り替える、日程をずらす、の順で考えると雨の日でも成立します。


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屋根付きサイトは「雨でも行ける」を予約の時点で確定させられる、数少ない方法です。屋根の下にテントが入るのか、屋根はリビングだけなのか、その違いさえ分かっていれば、雨の週末の選択肢は中止とキャビンの二択ではなくなります。

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