梅雨キャンプは中止すべき?関東の屋根付き・砂利サイトで雨でも行けるキャンプ場【2026】
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目次
ご注意: 各キャンプ場の料金・サイト構成・予約方式は執筆時点の情報をまとめたものです。梅雨時期は天候による営業変更もあるため、訪問・予約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
関東の梅雨は6月上旬〜7月中旬。この時期は予約が取りやすく、新緑が深まり、虫もまだピーク前で、本来は静かなキャンプ時間を取りやすいシーズンです。
ただし、判断を間違えると「テント設営中にずぶ濡れ」「サイトがぬかるんで撤収できない」といった失敗が起きやすいのも梅雨です。
この記事は、梅雨キャンプの中止判断軸と、雨でもテントが泥だらけにならない関東のキャンプ場をまとめた実践ガイドです。
梅雨キャンプの中止判断軸
雨予報を見て「行くか止めるか」を決める時、見るべき指標は4つあります。
① 1時間あたり降水量(強雨は中止)
1時間あたり10mm以上の予報が出ている時間帯がある日は、原則として中止が無難です。テント・タープの設営自体が困難で、設営できても雨漏りリスクが高まります。
5mm/h以下の弱雨〜小雨であれば、装備さえ整えていれば普通に過ごせます。1〜5mm/hが「しとしと雨」の領域。
② 風速(10m/s以上は中止)
雨より厄介なのが風です。風速10m/s以上の予報が出ている日は、タープが煽られて使い物にならず、テント設営も2人作業になります。ソロは特に危険。
GWの記事でも書きましたが、「雨量と風速をセットで見る」のが基本です。 → GWキャンプの雨対策|判断軸と装備
③ 落雷予報(出ていたら即中止)
気象庁の雷ナウキャストで発雷確率が当日含む場合は、迷わず中止です。河原・湖畔・芝サイトは雷の落ちやすい開けた地形で、テントポールが避雷針になります。
雷予報は前日に出ても当日朝に消えることがあるので、出発当日朝に必ず再確認します。
④ 河川キャンプ場の場合は上流の降雨
道志川・荒川・四万十川…川沿いのキャンプ場で過ごす場合、現地が晴れていても上流が大雨だと下流で増水します。河原のキャンプ場で夜間に水位が上がって流された事故は、関東でも毎年起きています。
国土交通省「川の防災情報」サイトで、上流域のリアルタイム水位を確認してから行くようにしてください。
中止しない場合に必要な装備
中止判断軸をクリアした上で「行く」と決めたら、晴天キャンプの装備に加えて以下を持参します。
防水トレッキングシューズ or 長靴
スニーカーは即アウト。ゴアテックスのトレッキングシューズか長靴で行ってください。ぬかるみで足が水没すると、その後の体感気温が一気に下がり、低体温症リスクが上がります。
上下セパレートのレインウェア
ポンチョではなく、透湿防水の上下セパレート。3,000〜6,000円の量販店モデルで十分。設営・撤収時に動きやすい。
大判のタープ(3m×3m以上)
サイトに着いたら最初にタープから張るのが梅雨キャンプの鉄則です。タープ下にテントを設営すれば、テント内側を濡らさずに済みます。
タープ初心者ならDODの「いつかのタープ」一択。耐水圧3,000mmで梅雨の本降りも十分に防ぎ、4.4m×4.35mの大判で1〜2人用テントを丸ごとカバーできます。ヘキサ型で張り方の自由度も高い。
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梅雨ならコレDOD いつかのタープ TT5-631-BK
耐水圧3,000mmの梅雨対応タープ。4.4m×4.35mの大判で1〜2人用テントを丸ごとカバーできる。ポールなしモデルなので手持ちのポールと組み合わせて使う構成。参考価格 ¥6,000〜9,000
替えのインナー+タオル多めに
濡れた衣類で寝ると体温を奪われます。完全に乾いた状態のインナーを1セット余分に持参して、寝る前に着替えます。タオルも普段の倍持っていく。
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迷ったらコレモンベル ストームクルーザー ジャケット Men's
日本の山岳ブランド定番のレインジャケット。ゴアテックス採用で軽量&耐久性も高く、梅雨〜雪山まで通年使える。長く愛用できる1着。参考価格 ¥25,000〜
💡 ここで迷ったら
コスパ重視SOARHOPE 全天候防水トレッキングシューズ ハイカット
全天候防水対応のハイカット登山靴。軽量・防滑で初心者でも歩きやすい。梅雨キャンプのぬかるみで足を濡らさずに動ける。参考価格 ¥5,980〜
雨でもサイトが泥にならない「砂利サイト」
梅雨キャンプで最も避けたいのが、芝・土サイトのぬかるみです。テントの底面・タープ・椅子・荷物すべてが泥まみれになり、撤収時間が2倍になります。
**砂利サイト(または砕石サイト)**は水はけが圧倒的に良く、雨でも泥が跳ねず、撤収時に道具を泥水で洗う必要がありません。
砂利サイトのある関東のキャンプ場(一例)
以下は砂利・砕石サイトを採用している関東のキャンプ場の例です。具体的な仕様や予約状況は必ず公式で確認してください。
千葉
RECAMP矢板(栃木)/RECAMP常総(茨城) RECAMPシリーズは砂利または砕石サイトが多く、雨後の撤収が楽。都心から60〜90分でアクセス。
茨城
ウィルドキャンプ場(茨城・常陸太田) 山間部にある砕石サイト中心のキャンプ場。雨でもテント周辺がぬかるまない。
群馬
北軽井沢スウィートグラス(群馬) 砂利・芝混合のサイト構成。雨対応の屋根付きサイトもある。標高1,100mで夏でも涼しい。
神奈川
Foresters Village Kobitto あさぎりキャンプフィールド(山梨だが神奈川からアクセス良) 砂利サイトと屋根付きサイトの両方あり。富士山ビューも楽しめる。
砂利サイトは「ペグが刺さりにくい」のがデメリットです。鋳造ペグや鍛造ペグが必須になるので、樹脂ペグしか持っていない場合は事前に追加購入を。
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砂利サイト必携エリッゼ 鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm 8本セット MK-280K
砂利・砕石サイトでも刺さる鍛造ペグの定番。日本製で硬い地面でも曲がらず、ハンマーで叩き込める。カチオン電着塗装で錆びにも強い。参考価格 ¥3,300〜4,500
屋根付きサイト・全天候デッキサイト
「屋根の下にテントが張れる」サイトがあるキャンプ場は、梅雨時期の最終手段として強力です。雨を気にせず設営でき、焚き火も雨天決行可能。
関東の屋根付きサイト一例
RECAMP常総(茨城) 屋根付きの林間サイト・常設テントサイトあり。都心から60分。スポットクーラーも使える。
おいしいキャンプ場(千葉) 高い屋根のあるウッドデッキで覆われた「全天候ウッドデッキサイト」を持つ。雨でも普通にキャンプできる珍しいサイト。
有野実苑オートキャンプ場(千葉) 都心から60分でアクセスでき、屋根付きサイトを併設。ファミリーに人気だがソロも対応。
北軽井沢スウィートグラス(群馬) 屋根付きサイト+ソロサイトもあり、雨予報時の駆け込み先として優秀。
屋根付きサイトは梅雨時期は予約が早く埋まります。1ヶ月前を目安に動くのが安全。
バンガロー・キャビンに切り替える選択肢
「テント泊は無理そうだけど中止はしたくない」という時の最終手段が、バンガロー・キャビン泊への切り替えです。
ソロでバンガロー泊は割高になりがちですが、1棟5,000〜8,000円で泊まれる小規模なバンガローもあります。雨予報が出てから予約変更可能なキャンプ場もあるので、前日でも問い合わせる価値があります。
道志村のキャンプ場の中にも、テント+バンガロー両方を持つ施設があります。 → 道志村 初心者・ソロ向け穴場キャンプ場【2026年】
撤収後の処理
濡れたまま帰宅した場合の乾燥・メンテ手順は、別記事で詳しくまとめています。 → 雨で濡れたテントの乾燥・メンテナンス完全手順
梅雨キャンプを毎月のようにやる人は、撤収後の乾燥環境(ベランダ物干し・浴室乾燥機・サーキュレーター)を整えておくと、頻度を上げてもダメージが蓄積しません。
梅雨キャンプのメリット
最後に、梅雨キャンプの良さも書いておきます。
圧倒的に空いている
GW・夏休みでは取れない人気キャンプ場が、梅雨は普通に予約できます。**「あの聖地に行きたかったけど予約取れなかった」**という人が、梅雨だけは入れる。これだけで価値があります。
新緑が一番濃い
5月後半〜6月の関東山間部は、新緑が一年で最も深い時期です。雨に濡れた葉の色は晴天時とは違う深みがあり、写真にも映えます。
焚き火のパチパチ音が映える
雨音と焚き火の音だけが響くタープ下は、晴天時とはまったく別物の体験です。ソロキャンプならではの静寂を味わえる。
梅雨キャンプ装備のベストチョイス早見表
「結局、何を買えばいい?」に対して、軸ごとに1択を断定しておきます。迷うくらいなら、まずこれを揃えてください。
| 軸 | これがおすすめ | 価格目安 |
|---|---|---|
| 雨を防ぐ空間 | DOD いつかのタープ TT5-631(耐水圧3,000mm・大判) | 6,000〜9,000円 |
| 長く使えるレインウェア | モンベル ストームクルーザー(ゴアテックス・通年使える) | 25,000円〜 |
| コスパ重視の足元 | SOARHOPE 防水トレッキングシューズ ハイカット | 5,980円〜 |
| 砂利サイトのペグ | エリッゼ 鍛造ペグ 28cm 8本セット | 3,300〜4,500円 |
レインウェア・タープ・ペグの3点だけでも揃っていれば、関東の梅雨キャンプは大半なんとかなります。あとは家にあるバスタオルを多めに、替えのインナー1セット余分に、で出発できる装備が完成です。
よくある質問(FAQ)
梅雨キャンプはどんな日なら決行していい?
1時間あたり降水量5mm/h以下・風速10m/s未満・雷予報なし・上流の河川が増水していない、この4条件をクリアすれば決行OKです。「しとしと雨」(1〜5mm/h)程度なら、装備さえあれば普通に楽しめます。10mm/h以上の強雨予報が出ていたら中止が無難。
梅雨キャンプの装備で一番大事なのは?
大判タープです。サイト着後にタープから張ることで、雨の中でもテントを濡らさずに設営できます。逆にタープなしで雨キャンプを乗り切るのは難易度が一気に上がるので、レインウェアより優先して揃えてください。
砂利サイトと屋根付きサイトはどっちがいい?
初心者は屋根付きサイト、慣れてきたら砂利サイトがおすすめ。屋根付きは雨を一切気にせず焚き火もできる安心感、砂利サイトは予約の取りやすさと景観の自由度が利点。屋根付きは梅雨時期1ヶ月前から予約埋まる傾向。
雨で帰った後、テントはどうすればいい?
帰宅後30分以内に収納袋から出すのが鉄則。3日畳んだ状態で置くとカビが発生します。詳しい乾燥手順は雨で濡れたテントの乾燥・メンテナンス完全手順にまとめています。
梅雨キャンプは虫が増える?
蚊・ブユが本格化する時期です。湿度が高く水たまりが多いので、特にブユの活動が活発になります。イカリジン15%配合の虫除けスプレーを1本持っていくと安心。詳しくはキャンプの虫対策完全ガイドで。
梅雨明けはいつ頃?6月の予約は取りやすい?
関東の梅雨明けは例年7月中旬〜下旬。6月中は予約が取りやすい時期が続きます。GW・夏休みでは取れない人気キャンプ場が6月は普通に予約できるので、雨予報を見ながら計画する価値は十分にあります。
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梅雨は「キャンプ難易度の上がる季節」ですが、判断軸とサイト選びさえ間違えなければ、混雑のない静かな時間が手に入ります。砂利サイト or 屋根付きサイトを選び、撤収後の乾燥環境を整える。この2点を押さえれば、梅雨は穴場のキャンプシーズンです。